
暑い夏だけどアイスやソーメンがオッサンには天敵!
2021年7月21日「ビール腹」はビールだけが原因ではない。手足が細くても肥満の人は糖尿病や心臓病のリスクが大きい。そんなニュースや論文は見飽きた今日この頃。
猛暑が続き胃腸が弱くなり食欲がなりがです。暑いので汗をかくし疲れやすいので痩せるイメージがありますが、絶対にそんなことはありません。
そんな実体験の日々ではないでしょうか。
「食欲がなく、あまり食べてないので太ってしまった。」という人は絶対に多いと思います。
食べやすい糖質ばかりの食生活

食欲がなくなると、ソーメンが美味しい!
のど越しも最高!
普段の食実と異なり、噛まないで食せますし、麺つゆを付けて飲むように食べてしまいますね。

食事は満腹になるだけなく、噛むことによって「満腹中枢」が刺激され「お腹が満足」して気持ちになります。
ソーメンなどは良くかまないので満腹中枢は刺激されませんね。
脳は胃や腸の満腹状態に気付かずに、ついつい炭水化物(糖質)を食べぎてしまいます。
この食べやすいソーメンも「GI値」が高い小麦です。
「GI値」とは「グリセミック・インデックス(Glycemic Index)」の略で、「グリセミック指数」と言われることもあるようです。
食品を食べたときの、血糖値の上昇の度合いを表す数値とされ、ブドウ糖を100とした相対値になっています。
Wiki-グリセミック指数
ここで注意をしたいのが白米1杯(150g)のカロリーが240kcalに対し、そうめん(100g)が356kcalととても高くまっています。
さらに冷たいビールも欲しくなりますね!
そして、もっとモノを食べてはいけない時間帯の寝る前のアイスクリーム!
*アイスクリームを寝る前に歯磨きも忘れずに。
ちょっとして、コカ・コーラなどの清涼飲料水も含めると、夏は「涼をとる」のに糖質を取りがちですね。
やはりソーメンや冷たいものを食べたい

糖質(炭水化物)の多い冷たいソーメンやアイスなどを食べたいときは、ビタミンB群の補給も忘れずに。

ビタミンB群は、糖質(炭水化物)の代謝を促すとされています。
カロリーをエネルギーに変換して消費しやすくしてくれるので、ビタミンB群を摂取してから運動をすれば太りにくくなるので、夏太りの解消にもつながります。
暑い夏場などは、動きたくないし、汗をかきたくないので、外出も控えがちですね。
外出しても直ぐにデパートやショッピングモール、地下街など冷房が良く効いた場所が行きがちですね。
糖質を取り過ぎたと思ったら、こういった場所で歩くようにすれば良いですね。
アイスクリームを食べた時は生クリームやチョコをあまり使用してない、シャーベット系のアイスの選択も良いですね。
低カロリーアイスのおススメ
まずは基準として「ハーゲンダッツ・カップ(110ml)」は244kcalです。
小さいのに 白米1杯(150g) の 240kcal と殆ど同じカロリーですね。
また、ちなみに私も大好きなローソンのソフトクリームは196kcal/本です。
1.ガリガリ君

やはり定番のガリガリ君ではないでしょうか。
ガリガリ君は1本あたり64kcalです。
2.パピコ チョココーヒー
こちらは、パピコは2本で1袋ですが、ついつい2本食べきってしまうのではないでしょうか。レモンとはピーチなども発売されていますが、個人的にはチョココーヒーは不動の1番ですね。
カロリーは高めで87kcal x 2本です。1本で我慢が出来ればOKですね。
3.アイスボックス

とにかく低カロリーなのがアイスボックスです。ちょっと物足りなさを感じるのは私だけでしょうか。
ですが、カロリーが断トツに低い13kcal/カップです。
ダイエットしたけど、涼を取りたい、何か口寂しいなどの時に最適ですね。
夏太りの原因と根本的な対処方法
夏太りの最大の原因は、冷たい糖質の取り過ぎです。
ですが、実はそれだけではありません。
それは、「基礎代謝の低下」と「自律神経の乱れ」が関係しています。
これは以前見たTV番組「世界一受けたい授業」の中でも解説されてました。
↓「基礎代謝の低下」は、冷たいものを摂り過ぎていると内臓が冷やされ、さらに基礎代謝が下がってしまいます。

また、 夏は熱を作る必要がないため、基礎代謝が下がってしまいます。

暑い方が基礎代謝が高い気がしますね。実は逆なんですよ。
「自律神経の乱れ」としては、「交感神経が強すぎる」と血流が悪くなり冷え性になりやすくなります。

内蔵も冷えて基礎代謝が落ちて太りやすくなる。

基礎代謝を上げるのがダイエットの基本!

そもそも暑い夏になぜ太るのか?汗をたくさん出しているのに痩せないのか?
といのが問題でしょうが、それは、、、、
基礎代謝とは、体内で燃えて消費されるカロリーですね。
冬には身体が冷えるので熱を作り出すために基礎代謝が上がるのが基本です。
ところが、夏は外気が高いので体内で熱(エネルギー)を作り出す必要がないのです。
夏に汗をかくためにエネルギーを消費する基礎代謝が上がっていると思ってなかったですか?
実は逆だったんですね。
それで、夏冬と同じ食事量でも太ってしまうところに、夏は冷たい(カロリー)を沢山とってしまいがちですね。
内臓も冷えてしまう事で、基礎代謝は更に落ちて太りやすい体になってしまいます。
腸腰筋を鍛えて基礎代謝を上げる!
TV番組「世界一受けたい授業」 では夏太りを防ぐ方法に「腸腰筋」を鍛えると言うのもありました。

これは冷えたビールを飲み過ぎても筋肉量が多ければ、頑張ってカロリーを燃焼させることが出来るとされています。

腸腰筋は触れない体の中にある筋肉で、すごく大きい筋肉なので効果が大きいのです。インナーマッスルという言葉を聞いたことが有るのではないでしょうか?!
基礎代謝を上げる!夏太りトレーニング
TV番組「世界一受けたい授業」 では、腸腰筋の鍛え方の説明もされていました。
<腸腰筋チェック方法>
①耳・肩・腰・足首を一直線に意識し、3秒かけて手足を上げそのまま5秒キープ。

②腕は肩の高さまで、足はヘソより上まで上げる。

※5秒間少しでも動いたら腸腰筋が弱っているとのこと。
<腸腰筋エクササイズその1>
①足を前後に開き手は前に上げて、そのまま後ろの足は床と並行になるようにしゃがむ。


②腸腰筋で骨盤を安定させ、顔は正面を向いたまま左右に3回ずつひねる。

<腸腰筋エクササイズその2>
①仰向けになって、上体を起こす。

②左足と右手を同時に上げる。

③足は着かないように手足を交互に上げ下げする。

④10回3セットを朝・夜やるのがオススメ。

自律神経のバランスをよくする!

夏場はクーラーの影響で自律神経が乱れがちです。
自律神経は交感神経と副交感神経の2つからなり、交感神経は、緊張やストレスを感じている時に働きます。
一方、副交感神経はラックスしている時に働きます。

そして、交感神経だけが頑張りすぎるのも、副交感神経だけが頑張りすぎるのも良くないです。
一番良い状態なのが「交感神経と副交感神経が半々でバランス」状態です。

▶交感神経が過剰に優位だと、
血管が収縮し血流が悪くなり、手足の冷えや下半身の冷えの原因になります。そして、更にひどくなると内蔵が冷えやすくなります。
内蔵冷えると、基礎代謝が悪くなり、体重が増加するのです。
自律神経のバランスを保つためには、規則正い生活が一番です。
ですが、忙しい中、なかなか難しいのが現実です。
そこで、ちょっとして対処方法が、
➀ 耳の上の辺りを軽く揉んだ後にちょっと上に引っ張る。そして、最後はピーンと離す。



② 口角を上に上げてあげた指で耳を触る。

最後にまとめますと、
・冷たいものを食べ過ぎないこと
・インナーマッスルを鍛えること
・自律神経のバランスをとること
これらを踏まえて夏太り防止に努めなきゃですね!
参考:
・炭水化物 – wikipedia
・自律神経系 – wikipedia