“心も身体も自然に放つ”という考え”

2021年8月7日 投稿者: KT 0


最近よく聞く“リトリート”という言葉。もともと、忙しく疲れ切った日常から場所を変え、非日常を体験しリフレッシュする、転地療法というものでした。コロナ禍では、場所をかえる、旅行する、のが難しい現在ですが、日常習慣を少し変化するだけで、非日常的な時間を過ごすことができるのです。少しでも健康体でいられるように、手頃にリトリートを経験できるプチ・リトリートのポイントをご紹介しましょう。

1:早起きをして太陽を浴びる                                   平日、週末と言えど「あと少し寝ていたい」と思うことって毎日ですよね。これから出勤と考えると1分でも1秒でも身体を休めておきたいし、週末や休日はなおさら「ゆっくり寝坊ができる!」みたいな気持ちがあります。でも、それは間違い!もともと人間は体内時計というものがありますし、太陽とともに起き太陽とともに寝る、のが一番身体に良いことなのです。とは言え、いきなり出勤1時間前に起きるなどできるはずもなく・・・まずは、30分単位からはじめましょう。少しずつ早起きをして、その時間を「自分時間」にしてみてください。大好きなコーヒーでも、香りの良い紅茶でも、10分かけてゆっくりと堪能してください。カップもお気に入りのもので、クッションも・・・少しずつこんな風に自分がリラックスできるもの、場所、でゆっくりできる時間を“朝”に作ってください。それがあなたの1日を素敵なものにします。そして、朝の時間が多く取れるようになれば、近所を散歩する、というのもいいことです。太陽光線を身体いっぱいに浴びましょう。植物と同じく、人間にも光合成は大切なことなのです。

2:質の良いシンプルな食事で身体を作る                                    疲れた時には甘いもの、元気のない時にはテンションが上がりそうな“映え”する食事がしたいものです。でも、それが毎日続いては身体が悲鳴をあげてしまいます。身体を支える日々の食事こそ、マインドに流されず、本当に身体に良いものを摂取するようにしてください。質の良いものを適量とれば、だんだんと心や身体が軽くなっていきます。なんだか、動きやすく、行動も軽快に、考え方も積極的になっていくのです。1日の始まる朝食は本来、高カロリーのものを食べても大丈夫。でもちょっと・・・と言う方はまたまた少しずつ、果物やシリアルを適度にとってから1日を始めましょう。夕食も重要です。あとは疲れた身体を横たえるだけの夜ですから、あまり負担にならないように、軽めを心がけて。

3:空白の時間を作る                                      携帯電話やコンピューター、今や私たちにはなくてはならないものになってしまいました。でも、それに支配されてしまってはいけません。本来の人間の力を取り戻す“空白の時間”を作りましょう。何もしない時間です。休日に予定を入れない、電話もPCも見ない、その時間で瞑想や自分のやりたいことや将来のことなどを“考える”のです。そうすることで、記憶を呼び戻したり、クリエイトしたり、脳の活性化にもつながります。

これがプチ・リトリート、いまからでもすぐにできそうな3つのポイントです。まずは日常習慣を少しだけ変えてみてください。プチ・リトリートで心身ともに健康に保ちましょう!